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モノクロの世界#18
日本といってもなかなかに広い。その中で自分たちを除く4人を発見することは難しい。
ここは目立つ行動をとって、あえて発見される。が、これは別の人間も考えてるんだろうな・・・じゃあ、そこをばれないように殺す・・・それも考えるだろうな・・・あれ?じゃあ俺はどうする・・・?
どうするのがベストかは分からなくても、極力リスクは避けるべきである。ここではリスクを避けるために、“2番目”を狙うことにした。
“2番目”とは、あえて自ら目立つものを狙うのに適していて、なおそれを狙おうとしている別の人間も狙うことができる場所のことである。これならば逃げることも容易く、狙われにくいだろう。

次の問題として、どこで狙うかである。
この作戦では人がいないところで罠をはっても意味がない。と、そこまで考えたときである。
「どうしたの?裕君みたいな顔しちゃって」
そう言った真帆は対応に困った顔を覗かせていた。
「っぷ・・・」意味もなく笑えてくる。
すると真帆も「あははは」とつられて満面の笑みになった。
なんでこんなにも気持ちが早く変われるんだろうな、とかどうでもいいようなことに安らぎを覚える。
そういえば最後に笑ったのはいつだったか。
「誰が裕樹だよ」
「だって怖い顔してたんだも~ん」

と、その笑い声を聞きつけてか別の生き残りが近づいてくるのが見えた。
今までのような気負いはない。
「よし!」と自らに気合をいれて、いつものように包丁を取り出す。
敵の武器は・・・チェーンソーか。接近戦じゃあ分が悪いな・・・まあいざとなれば秘密兵器もある。負ける気はしねぇ。
まずは牽制がてら包丁を投げ─られない。
「な・・・」
真帆がその勇の右腕を、後ろから押さえていた。


もうすぐ卒業なので、ここからはなるべく毎日更新していこうと思います。まぁお暇な方は見て下さい。
今回も特に進展はなかったですね。というかここから先に超展開とか期待しないで下さいね・・・
もとから期待なんてされてないとも思いますが(苦笑)

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| モノクロの世界(自作小説)(完結済み) | 17:54 | トラックバック:0 | コメント:3
モノクロの世界#17
12月22日─核発射まであと3日─

「臭っ……」
昨日積もった雪も昼になると溶けていた。
そのため死体が露わになり、その臭いが鼻をつく。
それらの死体1つ1つにまだ表情が残っていることに悲しみを覚える。中には見覚えのある顔もいくらかあった。裕樹は今どうしているのだろうか……

突然、電子音が鳴り響いた。
『核発射まで、あと、3日間、になりました。ここで、途中経過を発表します。あと、生き残っている人数は、6人、です。』
この“6人”という数字に、勇は複雑な感情を抱いた。あと数人殺せば生き残ることができる。しかし、この世界にはあと6つの命しか残っていないということでもある……
電子音はまだ続いた。
『その所在地は、アメリカ、0名。ヨーロッパ、0名……─』
0という数字は絶望の現れだろう。
この世界に生きることを苦に思った人間たちが自らの命を絶ったためであろう─そこまで考えた後に気づいた。どこも0の数字が並んでいる……
─ひょとして……
『─日本、6名。以上が生き残っている人間の数です。』
驚愕である。
たった6人の命、それらが全てこの日本にある。

いよいよ本格的に最後の戦いが始まる。勇は直感的にそう思った。


補足説明ですが、たしか1つの大陸のはずなのに、アメリカとかヨーロッパってなんだ、と思った方がいるかもしれないので。
ここに登場するアメリカやヨーロッパなどは地域を特定するためのワードです。
大陸が1つになったとはいえ、各国が自国の領土を持っているわけですから、呼び名もそのままだった、という感じの裏設定です。

それと、1つ質問なんですが、私、小説書くの遅いでしょうか?
なんか、あんまり細かく分けて書くと読みにくい、という意見がございまして、ただあくまでおまけみたいなものですし、結構更新のペースも適当ですが、まぁ卒業式にピッタリ合わせたい、っていうのもありますので、どうしようかな、と。
なにか意見がございましたら言って下さい。

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| モノクロの世界(自作小説)(完結済み) | 15:03 | トラックバック:0 | コメント:3
モノクロの世界#16
雪の上ではどうしても足音が出てしまう。できる限り自らの気配を消し、包丁を構え、一気に間合いを詰める……と─

「ま……真帆!?」
「勇君!?」
勇はそのまま包丁を突き刺すことを躊躇した。
このまま殺すか……それとも─
その時、ふとクラスで真帆と出会ったときのことを思い出した。
─ちっ……
包丁を止める。
「ふぅ~、怖かったぁ。」
そういうと、真帆は気まずそうに顔を背けた。
「まだ……生きてたんだな。」
「勇君こそ、よかったね。」
そこで会話が途切れた。
「……私、ずっと逃げ回っててさ、やっぱり1人じゃ無理だな~って思って、やっぱり1人じゃ怖くて……だから─」
「いいよ。」
「へ?」真帆はきょとんとした顔をしている。
「だから、これからまた一緒に行動しないかって話だろ?別にいいよ。」
「あ……うん。それは嬉しい。でも、やっぱり迷惑にならない?私みたいに─」
「気にするな。」
こういうことを言っているとなんだか照れてくる。
「そんなことは気にしなくていい。だから─」ここがお前の居場所だ。そんなことは恥ずかしすぎて言えない。
「だから……なに?」
「なんでもねー。」
「ふーん。」いつのまにか真帆に笑顔が戻っていた。

今までずっと張りつめていたものが少しほどけていく気がした。

今、地球には一体何人の人が生きていて、そして何人の人を殺して生きてきたのだろう。何人の人が、真帆のように人を殺さないようにしたのだろう。
なんとなく、少し寂しくなる。

何時間経っただろうか。まだまだ雪は止みそうになかった……


結局真帆と再会です。
まぁこの展開はバレてたんじゃないかと思いますが。
「今地球には~」のところはいらない気がします。再会して、そこで終わったなんとなくよかったかな~って思ってます。
なんとなく消さないんですけど。

またもや関係ない話ですが、今ものすごく眠いです。
昨日徹夜してたものですから。
今日は学校で少し寝ようとしたんですが、8時ごろに寝て、目が覚めた(起こされた)のが12時ごろでして、その間起きない私も私ですが・・・
そんな不規則きわまりない生活が・・・また今日も続く・・・のかなぁ?

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| モノクロの世界(自作小説)(完結済み) | 02:34 | トラックバック:0 | コメント:0
モノクロの世界#15
12月21日─核発射まであと4日─
1人になってから1週間が経った。
このころになると勇もかなりの戦闘を繰り返し、多くを殺してきた。だが、勇は人を殺して生きる毎日に疑問を感じていた。
これは自分が生きるためである。そう考えても、なかなか自分を納得させられない。
だが、どんなに迷ったとしても殺すことはやめられない。生きるために……

あ─雪……
ふいに空から降ってきた雪。今年の初雪である。いつもなら子供が珍しがって外を元気に駆け回る光景が見られるのだろうが、今はそんなものはない。
勇は雪が止むまでどこかで休むことにした。
雪は敵の接近を知らせてくれる。
生きるために今まで多くを考えてきただけはある。

どれだけの時間が経っただろうか、電気などはすでに止まっており、太陽も見られない。だが、雪の積もり方からかなりの時間が経ったが、一向に雪は止まない。
─しゃあない。もっかい探してみっか。

雪に自分の足跡しかないことが寂しい。と、その時、1人の足跡を発見する。
それはずっと先まで続いていた。
─罠…か?
だがチャンスでもある。
「よっし。」そう自らに気合いを入れ、その足跡を追っていった……

タイトルを正式決定しました!
以前、モノクロというアイディアをいただいたので、それを少しいじって使わせていただきました。
いきなり1週間が経過しましたが、これのおかげ?で卒業に間に合いそうです。
23話目で終了、計24話で完結予定ですので、あと少しです。
最終回は3月5日更新予定ですので、グダグダですがよろしくです。

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| モノクロの世界(自作小説)(完結済み) | 20:02 | トラックバック:0 | コメント:0
モノクロの世界#14
「でも、こいつらはもう虫の息じゃねえか。何も殺さなくても……」
「どうせ生き残れるのはたった1人だ。こいつらじゃ絶対にその1人にはなれない。」
「だとしても全員で生き残れる可能性も……」
「俺はそんな不確定要素に命を賭けるつもりはない。」
「そんな─」
「あー、分ーった。もうお前は当てにしない。」
そう言うと、裕樹は1人、また1人と殺していく。
「いくらなんでも─」
「甘ーんだよ、てめえはよ。どのみち生きたきゃ殺すしかねーんだよ。分かんねーのか?まぁいい。この先お前みたいなのがいても足手まといだ。さっきの真帆みたいなのも一緒に行動してる側としては迷惑だしな。これで解散だ。」
裕樹はそう言って去ってしまった。
勇はポツンと1人取り残された。1人になったことで初めて考える時間が生まれた。
裕樹の言っていることは間違っていないと思う。しかし、それが本当に正しいことか、何か別の道はないか、それは勇には分からない。
だが、それより明日からどうやって生きていくかを考えることのほうが先である。

さっきテニプリのDVDの新作のやつを借りて見てたんですが・・・金ちゃん可愛いよ!
「スーパーウルトラグレイトデリシャス大車輪山嵐!!」って、そのネーミングセンスはどうかと思うけど・・・
無邪気で明るくて元気がいっぱいで・・・もーかわいいすぎます。弟にほしい!
あとはテニプリキャラの中では菊丸とかが好きです。
あれ?なんか好きなキャラの性格に偏りが・・・
はい、ショタです。多分。

相変わらず小説とは関係ないですね。
結局勇君1人に戻りました。
そろそろ塾の授業が始まるので一端失礼しまーす。

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| モノクロの世界(自作小説)(完結済み) | 19:41 | トラックバック:0 | コメント:0
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