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光の唄第1章「始まりの風」PART1
「ねぇ、お母さん。お父さんはいつ帰ってくるの?」
「分からないわ。でも、いつかきっと帰ってくるから、心配しないでね」

~10年後~
「ハルカ、今日のお祈りはもう終わったの?」
「うん。もう終わったよ。今日はいつもよりしっかりやったんだから」
だって、今日は私にとっても大切な日になるんだから!

「お母さーん、行って来まーす!」
「行ってらっしゃーい!」
そうやって勢いよく家を飛び出してきたはいいんだけど……
「なんでこうなるの~」
そう叫んだハルカの周りには大量のモンスターがいる。
と、その時、突然モンスターたちが倒れていった。
「嬢ちゃん、大丈夫か?」
そこには身長は180はあるだろう、金髪の男が立っていた。
「嬢ちゃん、こないなトコで何しとったん?」
もう一度その男が問う。
「あ、私はハルカ=ルマと言います。今からラタトクスの資格を取ろうと町に向かっていたんです。途中でモンスター相手に腕試しをしたら、なぜか全然武器が効かなくて……あの、ホントにありがとうこざいました!」
「ワイはアラン=バースいいます。大したことしてへんのやし、気にせんでええよ。それよか、嬢ちゃんの武器、ちょっと見せてくれへん?」
「はい。この双剣なんですが」
―全く欠陥あらへんどころか、かなりの業物とちゃうんか?
「嬢ちゃん、この武器、誰かから貰たんか?」
「お父さんが昔使ってた武器らしいです。だから武器の扱いとかも全部お父さんから教わりました」
「もしかしてスクールにも通ったことあらへん?」
「はい」
アランは困惑したような顔をしている。
「なぁ、嬢ちゃん…クォーツって…知っとるか?……」
「…それって、一体なんですか?」
アカン……そっからかいな……
「私、何か変なこと言いました?」
「いやいや。知らんもんはしゃーない。1個1個教えたるわ。そもそもラタトクスっちゅうんは何か分かっとるんか?」
「はい。政府から独立した警察、みたいなイメージでいいんですよね?」
「まぁ間違ってへんやろ。次に、なんでこの武器が効かへんかったかやけど、それについてはクォーツと一緒に説明するで?クォーツっちゅーんは、宝石に特別な加工をして作ったもんのことや。普通は指輪の形になっとる。このクォーツ、仕組みはよう分かってへんのやけど、不思議なエネルギーを生み出すことが出来るんや。その力を武器に纏わせたり、直接打ち出したりして戦うんがラタトクスっちゅーことやな。さっき嬢ちゃんの攻撃が効かへんかったんは多分これが出来てへんかったからや。次に、クォーツについての詳しい説明や。クォーツの仕組みについてはさっきも言ーたように、詳しいことは分かってへんのやけど、自然のエネルギーやら自分の内側のエネルギーやらを使っとるっちゅー話や。これは使ってみて実感すればええ。クォーツごとに属性が決まっとるから注意しとき。得手不得手があることもポイントやな。安価なもんやったらルビーが火、サファイアは氷とかで、基本は水晶や。ほな、1回やってみよか。今回はワイのを貸したる。まず、体の外でも内でもええ。エネルギーを感じるんや。それを指輪の宝石に集め、ドバーっと解き放つイメージでやってみ
や」
差し出されたルビーの指輪を受け取り、言われたようにしてみる。
集中、エネルギーを感じ…ることすらできない。
「まあ気にせんとき。ワイも初めてん時は全くなにもできんかったもんや」
しかし、慰めてもらっても悔しい気持ちは変わらない。
「あの、ほかのクォーツも試させて下さい!」
ニコっと笑ったアランは「ほな、サファイアもやってみよか」と指輪を差し出した。
言われた通り、感じるんだ!
スッと強大な“なにか”が体を駆け巡るような感覚。

「…嬢ちゃんすごいやないか!海が一瞬で凍ってもうたで。氷のセンスバツグンやんけ」
「ふぅ~」
なんだか急に全身の力が抜けていくような気がしたと思うと、その場に座り込んでしまった。
「ハハッ。初めてやもんな。疲れたんか。にしても、なんや―おもろくなりそうやな」


書いた人の戯れ言~
小説、性懲りもせずまた書き始めちゃいました。
今回の関西弁は関西出身だけど、最近私の地方の言葉に染まりつつある人に聞いたので、どこまで正しいか分かりません。ご指摘がありましたら教えて下さい。
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| 光の唄(自作小説) | 20:16 | トラックバック:0 | コメント:3
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